有料Assetがパクられ無料で3,000DL/月くらいされた話してきた


概要

ここで、

Unityアセットリリースミーティング

https://picos.doorkeeper.jp/events/32098


有料で販売していたAssetが、チューゴクのSNSとかで無料になってDLされてた話をしてきた。

DLの数字は2014年のなかとかその辺。

これ。

SublimeSocketAsset

https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/8003

MacとかでSublimeText使ってコード書きやすくするやつ。

最近はVS Codeとかが出たおかげで、これ使わなくてもかなり楽にコード書けるようになったのでよかった。



気づいた経緯

ググったらDLできたぞって買った人からメールでもらった。


ググってみると

スクリーンショット 2015-11-08 16.34.46.png

torrent.png


なるほど。


もう記録残してないけど、チューゴクのSNSで

Chinese A:「こんなのあったよ~無償で配っちゃるぜ!」

Chinese B:「マジか、お前サイコーだな!」

Chinese A:「せやろ?」


みたいなやりとりでzipがアップされてるのもあって、それに数百のいいねがついてたりして、

こいつら全員死ねばいいな?って思ったりした。


一時期、Asset名でググるとpage 3くらいまでがStoreのやつ + 違法アップ、みたいな感じで辛かった。

ちな局所的にDL数出してるところがあったんで、その数字が3,000/monthくらいだった。



何がイヤか

儲からん

まあ前提として。


正しいユーザーからのお問い合わせなのか?

タイミング的に最悪だったのが、やたらお問い合わせがくることがあった事。


お問い合わせがきて、正しいユーザーかどうかわからんままお話する、みたいなのが発生する。

これが一番腹が立った。


「お問い合わせしてきたこの人は、正しいユーザー、、なんだと思うんだけど本当かな」

って、人を疑わなければいけないっていうのは、最悪の経験。



対策ゥ?

何手か、、

0.Googleさんとかに「俺様は権利者だ、こいつら違法アップローダどもは不正なことをしている、殺せ、いいな」って送る

1.購入記録を元に初回起動、あなたは善人ですか?ってやる(作るのも使うのもウザい

2.起動時問い合わせ(作るのも使うのもクソウッザい



最終的に選んだ、絶対殺す策


1.メジャーバージョンをあげる


「そうだ、メジャーバージョンをあげよう」


パクで出回っているやつを過去にする。

ちょうど互換性破壊するような調整入れるタイミングだったんで、問題なく。

あと無料で試せる版の開発をしたりした。そしたら結局ユーザー増えたので、まあよかったのかなっていう。

でも開発動機として不満は残るので、今後は自分では一切考えないようにしようって思った。殺し屋でも雇おう。

2.検索から殺す

検索からの抹殺は主に自分の精神の健康のために行った。

このへんはUnityとかにお願いしても、「権利者以外がシャシャリきてるんじゃねえよ~」ってUnity側が追い払われたりするんで、

不快だがゴミどもは自分の手で殺そう。



結果

観測しないことにしたのでよく知らない。

関係なくバージョンが上がり、それらの質はよくなったので、DLは増えた。



おまけ1:お問い合わせ言語ランキング

最近はメッキリ減ったけど。


1位.英語(60%over)

2位.中国語(10%くらい)

3位~ 韓国語、日本語、ドイツ語、ロシア語、


中国のひとは、こっちが日本人だとわかると「日本語訳もつけてみた!みやすいと嬉しいな、どうかな」みたいな感じで

日本語訳されてるメッセージ + 中国語原文、みたいなのを送ってくるひとが数人いた。



おまけ2:避けたほうがいいAsset名

すでにWebで著名なフレームワークとかがある場合、


たとえば Ruby on Rails とかと被るのは避けよう。


名前がバッティングしようものなら本気で検索に引っかからない。

避けよう。


絶対に避けよう。


絶対に。




AssetRails

https://www.assetstore.unity3d.com/jp/#!/content/27672